クラウドワークスのwebサイト制作の初案件について語っていくよ

こんにちは!ちづみです!(098ra0209)私は2018年の3月に開業し、web制作のフリーランスになりました。現在は独立して1年9ヶ月ほどになり、現在はwebデザインを中心にお仕事をさせていただいています。

以前はクラウドワークスから仕事を取っていまして、計4件やりました。順番と内容は以下の感じでした。

①wordpressのサイト制作(3万円)
②コーディング(1枚3000円×2)
③wordpressのサイトリニューアル(8万円)

今回は①の初案件についてと、どのような準備が必要かについて当時を振り返って書いていきたいと思います。

初案件の内容

私が行ったクラウドワークスの初案件は、コーポレートサイトのリニューアルというものでした。予算は3万円でして、お知らせ機能があるサイトを作りたいという感じでした。

以下、少しぼやかしつつ依頼文の内容です(クラウドワークスの依頼文は一般公開されているのですが、一応σ(^_^;)

依頼内容

ホームページを作りたいと考えており、制作者を募集します。

▽ホームページ作成依頼の目的
問い合わせ・情報提供を中心とするLPの制作をしていただきたいと思います。
既存webサイトのリニューアルのご提案でも構いません。

▽現在のホームページ
url

▽求められるスキル
・ウェブデザインスキル
・HTML / CSS / Javascript(jQuery)のスキル
・MySQL / PostgreSQLなどがあれば尚可

▽重要視する点・経験
・ホームページの制作経験
・コミュニケーションに慣れている方
・企業イメージに合ったサイトデザインを作れる方

たくさんのウェブデザイナー・コーダーの方からのご応募をお待ちしています。

この時点ではwordpressを使ったサイト制作というかっちりした指定はなかったのですが、自分のできることと、求めている機能面からwordpressでいけると思い、応募しました。

提案文としてはこの記事を元に作成した感じです。

また、プロフィール段階でクラウドソーシングで受注率をあげる小さいテクニックはこちらにまとめてますのでご覧くださいm(_ _)m

【クラウドワークス 】初心者向け!超簡単にできる5つのテクニックで受注率を一気に上げよう!

2018年4月26日

ここまでが前段階です。

この案件には30以上のワーカーの応募がありました。そこを通過しないと仕事が取れませんが、現時点の私のクラウドワークス内の仕事はです。そこで私が行った方法は以下です。

どうやって応募に通ったか

実績0であると当然不利ではあるのですが、以下の方法で成約までこぎつけることができました。

依頼者について考察する

まず、依頼者自身はどんな人なのかを考えます。多分この場合は本当のサイトの持ち主となる人ではなく、その人に依頼されてまたそれをクラウドソーシンングを使って依頼している可能性が高いと考えました。

 

見方としては、クライアント情報の募集実績で見るといいと思います。この画像の人の場合19件の募集をしたことのある方からの依頼なので、ホームページが欲しい本人(会社)ではなく、その委託事業をやっている方の可能性が高いと考えられますね。

提案文は内容をその人に刺さるような文言に寄せていくと効果的です。

 

ホームページの直接の依頼者からであるとすると、基本的にサイト制作の全工程を任されることが多いです。

クラウドソーシングを使っている時点で、とても時間がないか、ホームページに関する知識がなく、自分ではどうしようもないので依頼をしてきますので、これに合わせて専門用語などは使わずに提案文を書いていきます。また、相談しやすいという雰囲気もつくってわからないという不安を解消させてあげるのが大きな価値提供になります。

 

一方で、今回仮定しているホームページの依頼者から依頼を受けた一次請けの場合、それを仕事にしているのでホームページの知識はあるはずです。この場合は専門用語も使い、どんな言語ができるのか、どんな制作経験があるのか、納期を守るかなど、一次請けの方が求めているものに提案を寄せます。また、工程は全てもありますが、基本的には一部を任されたりすることが多いです(コーディングのみなど)

クラウドワークスの依頼者はこの2パターンに分けて提案をしていくのがいいと思います。

ちづみ
依頼者がどんな立場で何を求めているのか汲み取れるとよき!

あとはどちらにもですが、普通に人が良さそうなのは強いと思います。優しい口調とかを心がけてるだけでも相手側としてはいいなと思わせることができると思います。

 

依頼者への独自の提案、見解、メッセージを入れる

人が良さそうなのと関連してくるのですが、その依頼者独自の提案も一言でもいいのであると強いです。

ですが、こちらの仕事内容として提案は限られてくるので、例えば「このジャンルのデザインでしたら経験がございます」とか。「この目的でしたらこう作るのがいいですね」とか。難しい場合、コーポレートサイトの共感した部分とかでもいいと思います。

私の場合も一言、「私ごとですが、以前、同じような事業に関わっていたことがございますので、ユーザー視点、ターゲットからのデザイン作成でお役に立てることがあるかと思います。」とつけました。

 

提案時にテンプレートを送った

さらに提案文の中に、自分の持っているhtml,cssのテンプレートを使ってかなり具体的に提案しました。なので、一歩先の仕事に取り掛かっていると成約しやすいです。

提案の仕方としては「一例ではございますが、このような形で現サイトの雰囲気は引き継ぎつつ、情報を整理し、モダンな動きをつけることも可能です。」という感じです。

その時はzipにして添付しましたが、テストサーバーなどにあげるとみやすくていいと思います。(私はテストサーバーはXサーバーを使っています。)

もちろん目的など詰めれていないので、ひとまずの一例という形にはなりますが、「この時点でここまで提案してくれてるんだ」という印象は勝ち取ることができます。

しかし、もちろん成約していない時点で作りこむのは非常に危ないので、5分〜10分程度で準備できる範囲でいいと思います。

今回の場合、テンプレから画像と色味を差し替えを行いました。

 

具体的にやった方法としてはenvatoという商用利用可のテンプレートがあるのですが、それをいくつか所有していたので、画像や色味などをその目的のサイトに合わせて差し替えて提案しました。

↓こういうテンプレートが売っているサイトですね。jsなどリッチな動きも付いていますし、wordpressのテンプレも多いです。

 

 

提案文をみやすくした

相手にとってみやすく、しっかり内容を読んでくれるように改行、箇条書きについて気をつけました。まずは読んでもらわないと始まらないので結構大事な部分だと思います。

 

実際の流れについて

ざっくり実際の流れですが、提案文を送った後の返信とやりとりをかなりぼかしてお伝えして行きます。

クライアント
こんにちは、ぜひお願いしたいと考えておりますが、現在なにかイメージはありますでしょうか。今は現状ページの改変(活動記録や関連情報をブログ形式でUP可能なもの)を作りたく、こうした場合、wordpressがいいですかね?
ちづみ
既存のページを元に簡単なものではありますがデザインを提案させていただきます。以下のファイルよりご確認いただければと思います。(商用可能テンプレート添付)テンプレートを使用しておりますが、転用して使っていませんのでご安心ください。
ご希望の形式から考えるとWordPressの方が向いていると思いますので、そちらで進められればと思います。
クライアント
ありがとうございます。
それではよろしくお願いします。
ちづみ
ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。では仮払いが完了次第、既存のホームページの内容を提案デザインに反映して作成させていただきます。
作業期間は仮払い完了から1ヶ月間とさせていただきます。
よろしくお願いします。

ここで仮払い(正式に成約) (ちなみに仮払いがない時点では正式に決まってないので本格的な制作はきちんと仮払いが終わってからね!)

クライアント
支払い完了しました。よろしくお願いします。
ちづみ
ありがとうございます!つきましてはサイトのサーバーなどのご準備はありますでしょうか?なければこちらで提案させていただきますがいかがでしょうか?
クライアント
サーバー、ドメインはまだです。どのように準備すれば良いでしょうか?
ちづみ
サーバー、ドメイン取得でしたら〇〇が良いと思います。
こちらの手順がわかりやすいので参考にしていただければと思います。
クライアント
ありがとうございます。サーバー登録が完了しました。以下ftp情報です。また、ワイヤーフレームこんな感じです。こちらを元にデザインお願いできますでしょうか?(添付)
ちづみ
ありがとうございます。このような形でいかがでしょうか?既存サイトから雰囲気は受け継ぎつつ、信頼感があり、ターゲットに安心感を与える色味にしました。(添付)
クライアント
ありがとうございます。こちらでお願いします。
ちづみ
ありがとうございます!ではこちらで進めて行きます。作業完了の目処は〇〇を予定しております。よろしくお願いいたします。
ちづみ
完了しました!こちらから確認いただけますでしょうか?(仮環境のurl)
クライアント
ありがとうございます。一点、一部分を更新可能にしてこちらでも項目を増やすようにすることは可能でしょうか?やり方を教えていただければと思います。それ以外は大丈夫そうです。
ちづみ
ありがとうございます。更新の方法はこちらにまとめましたのでご確認いただければと思います。(更新の手順)ではこちらで本番環境にアップさせていただきます、よろしくおねがいいたします。

簡単にこんな感じです。その後、クライアントさんからクラウドソーシング側で納品の処理をしていただくと納品完了となります。

補足
これはかなりスムーズに行ったパターンです!実際はデザインが決まらなかったり途中で仕様の変更を求められたりも多いです!意思疎通(ミーティングを儲けるなど)と、提案や構築上の意見などこちらからも言えた方がいいですね!

 

何を準備すればいいか

クラウドソーシングから案件をやって見て、なにが必要なのかを洗い出して見ました、コーディングだけより、幅広い案件をとるために最低限必要なスキルについて、実際にやってきた私なりの考えです。

最低限準備した方がいいもの
  • ブラウザに順従したコーディングスキル
  • デザインの基礎スキル
  • サーバーの仕組みなど
  • ワイヤーフレーム作成スキル
  • wordpressなどのCMSスキル

この5つは知っておいた方がいいと思います。

順番に詳しく説明していきます。

ブラウザに順従したコーディングスキル

Google Chrome、サファリ、edge、Firefox、IE11までは対応できるコーディングスキルを身につけておきましょう。

ちなみに、ポートフォリオにでき、実務でもありそうなレイアウトの練習用の課題もnoteにて出していますので、ぜひご活用ください。

デザインの基礎スキル

これは自分でデザインをせずとも、いいデザイン、悪いデザインなどや、実装面も考えられるようにある程度デザインスキルは身につけておくといいと思います。まずは4大原則から身につけていくのがいいと思います。

私がXDと言うソフトを使っていますが、XDは無料なので入れておいて損はないと思います!しかも高性能で使い勝手もいいので無料であれ普通に重宝しています(なぜ有料じゃないんだこれ)

ちなみに4大原則からXDのショートカット機能、便利な機能など、初めての方でもできてUdemyより安い初心者の方でもできるXDのチュートリアル動画教材も作っていますので、よろしければご活用ください!( ´ ▽ ` )

[blogcard url=”https://note.mu/chizumi_/n/na44f502eb77e”]

サーバーの仕組み

サーバー側の仕組み等は覚えておいて欲しいところです。大きなミスなどの元になりますので、コーディングだけでなく、丸っとサイトの設置を請け負う時など必須のスキルです。

一番は自分でテストサーバーを持っておくのがいいと思います。Xサーバーがおすすめなので、そちらで自分用のサーバーを持っておき、中にをいじったり、実際にサイトを立ち上げたりするのがいいと思います。

また、テストサーバーを持っておくとお客さんとの確認に大変便利です。クライアントワークでもめちゃ活躍するので必須レベルで持っておいて欲しいなと思います!


 

ちづみ
エックスサーバーはセキュリティ的にも使いやすさ的にも一番おすすめです!

 

ワイヤーフレーム作成スキル(提案スキル)

ワイヤーフレームは構成を決める時に欠かせないものです。こちらも作れるようになりましょう。作る技術もですが、この目的ならこんな感じに作りましょう」という提案ができればベストですね!

私はwimsicalを使っていますが、無料で使いやすいです。

その他XDでもワイヤーフレームはできるのでXDでもいいですね!

WordPressなどのCMSのスキル

webサイトの制作の要望の多くは「お知らせを投稿できる機能をつけたい」「フォームをつけたい」などです。

このような機能は一からプログラムを書くよりもwordpressなどのCMSを使った方が早く簡単に、さらにお客さんが使いやすく管理することができます。wordprssでしたら日本語の記事も豊富にあるので欲しい機能などググれば大抵見つかるので、文献の多さで言ってもおすすめです。

コーディング、デザインだけでなく、wordprsssまでをセットで覚えておけばwebサイトの提案は安心だと思います。

私は本を何冊か読んで基本を勉強しました。特によかったものをあげますのでぜひ参考にして見てください。

 

 

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以上です!